ある日のブランチ。肉と野菜がたっぷり(写真提供:ダイアモンドユカイさん)

食事に関しても、無理をしないのが鉄則。胃に負担がかからないように、夕食は就寝3時間前までに済ませる。そして最近は自分で料理をすることも多いので、できるだけ素材や栄養バランスに気を使っています。

自炊するようになったのには理由があって……。結婚以来、家では妻が栄養満点の食事を作ってくれていました。彼女は調理師免許も持っていて、料理がとてもうまいんですよ。ところが、4年半ほど前に別居することになっちゃって。

娘がアーティスティックスイミングを習っているんだけど、「将来オリンピック選手になるために、第一人者である井村雅代先生に教えてもらいたい」と、大阪で暮らすことになったんです。

娘と離れるのは、もちろん寂しいよ。とはいえ、愛する娘の願いだから仕方ない。そうしたら妻が、「私も行きます」って。ダブルショックだったけど(笑)、考えてみたら、当時小学6年生の娘を一人で大阪に行かせるわけにはいかないじゃない。それで、俺と双子の息子たちが東京に残ることになったわけ。

その話が決まったのがコロナ下で、俺もライブの仕事がなくて時間はあったから、妻が東京にいる間に料理の仕方を教わったんです。お米のとぎ方や包丁の持ち方に始まり、簡単な料理の作り方まで。

おかげで今は、生姜焼きやロールキャベツなんかを自分でチャチャッと作っているよ。