ステップ(3)ChatGPTに仕事を「ラクにやる方法」を聞く
上司から指示された仕事を引き受けることになったら、まずは「この仕事で成果を出すためには、どんなやり方がいいのか?」を考えることから始めます。
最初に「正攻法で進めた場合、どのくらいの時間と労力が必要なのか?」という全体像をイメージしてから、「もう少しラクにやる方法はないか?」を探すのです。
自分で考えて答えが見つからなければ、信頼できる先輩や同僚に相談したり、上手に仕事を進めている人のマネをすることも視野に入れて考えます。
現代はAI全盛の時代ですから、ChatGPTなどの便利なツールを使うことも有効な手段です。
ChatGPTに「この仕事をラクに進める方法を教えて」と尋ねれば、瞬時に数種類の選択肢を提示してくれます。
どんな方法でもいいから、少しでもラクにやる方法を見つけ出すことが、体力のないビジネスパーソンにとっての「最優先課題」と考える必要があります。
日本企業には、高度成長期の栄光の記憶を引きずって、いまだに「ど根性主義」が色濃く残っているため、仕事を要領よくやるとか、ラクにやることを軽視する傾向がありますが、精神科医の視点で見ると、ビジネスパーソンの心の病の約8割は、各企業に色濃く残る「ど根性主義」に原因があると考えています。
まったく注文を受注できない営業マンに対して、「1日100軒回って成果が出ないならば、歯を食いしばって200軒回れ」という指示を出す上司も少なくありませんが、そんなことを繰り返していたのでは、ストレスが溜まってメンタルをやられるばかりです。
どんなに頑張っても、やり方が悪ければ、成果が出ることはない……と考える必要があります。
「今よりいいやり方はないか?」と発想の転換を図って、考え方をアップデートしなければ、いつまで経っても成果が上がらないだけでなく、ムダに体力を消耗する日々が続くことになるのです。