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人生100年時代、現役世代を駆け抜けた後はどのように過ごせばいいのでしょうか。精神科医の保坂隆先生いわく、人生後期は無理をせず「ほどほど」をキーワードに過ごすことが大切とのこと。『精神科医が教える 人生を楽しむ ほどほど老後術』より、日常生活を元気に楽しく暮らすための知識をご紹介します

シニア女性が悩まされる「むずむず脚症候群」

睡眠障害が脚にあらわれる場合もあります。布団に入ってしばらくすると脚がむずむずしたり、痛痒く感じたり、あるいは虫が這っているような気がするといった症状があらわれる「むずむず脚症候群」です。人によっては、脚のほてりや痛み、ピリピリする感じを覚えるケースもあります。

むずむず脚症候群は、「レストレスレッグス症候群」または「下肢静止不能症候群」と呼ばれ、皮膚の病気ではなく、神経に異常な感覚が起こるものです。

不快な症状は、主に夕方から夜にかけてあらわれやすいのですが、昼間じっとしていても、乗り物の座席に座っているときや仕事の最中にも起こるケースが少なくありません。

治療が必要な人は全国に200万人以上もいるともいわれますが、本人が病気とは思わず、病院に行かない人も相当数いると思われます。