(写真提供:Photo AC)
「今度こそダイエットを成功させたい!」と色々な方法を試してみたものの、なかなかうまくいかない…と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。「ダイエットがうまくいかないのは、数々の<誤解>のせいです」と断言するのは、代謝の専門家である東北大学・山田陽介教授です。そこで今回は、そんな山田教授の著書『肥満脳のトリセツ 代謝の専門家が教える科学的ダイエット』より一部引用・再編集してお届けします。

誤解 ダイエットはまず我慢が第一→ストレスが肥満脳を作っていた

今、ストレスが免疫にも関係するとか、万病の元などと言われていますが、ストレスにはコルチゾールというホルモンが大きく作用をしています。ストレスを感じるとどんどん分泌されて、血圧を上げ、心拍数を上げます。

動物だと、ストレスを受けると逃げるか戦うかしかありませんが、人間の場合はストレスを我慢するという社会性を身につけています。

我慢したストレスは行き場をなくします。

もともとストレスを感じると全力で逃げるとか、戦うために血圧を上げたり心拍数を上げたり、あるいはその後に食べたくなるような行動が起こりますが、我慢してなんの行動もしていないにもかかわらず血圧が上がり、心拍数も上がる。その状態では代謝も少し上がっていると思われます。「悪い代謝」です。