日々の食生活で生活習慣病や健康を気にかけているという方も多いのではないでしょうか。医師・伊勢呂哲也先生は「体の不調の原因は『悪いのはコレ』とひとつに特定できるものではないけれど、大きな要因のうちのひとつが食べものであることは間違いない」と語ります。そこで今回は伊勢呂先生の著書『食べてはいけないもの×いいもの: からだの不調は食べもので解決できます』より一部を抜粋して、伊勢呂先生が実際に「避けている」食べものと、「積極的にとっている」食べものをご紹介します。
抜け毛・薄毛
髪が気になったらコレをやめよう
過剰な脂質や糖質、塩分のとりすぎは全身の血流に悪い影響を与えます。生活習慣病を招くもとになり、動脈硬化などのリスクも高めます。
つまり、健康そのもののために脂質や糖質、塩分を控えめにしたほうがよいわけですが、それはそのまま抜け毛予防にも当てはまります。
血流が悪くなることは抜け毛のリスクだからです。
うどん 体にやさしそうなイメージが落とし穴!
さっぱりとしたつゆで食べるうどんはヘルシーなイメージがありますが、実は髪の毛にとってはリスクの大きいメニューです。これは、うどんが精製した小麦を使っているため、血糖値を急激に上げやすいからです。
血糖値は、糖質をとることで上昇します。
精製された小麦を使ったうどんは高GI食品なので、食後血糖値の急上昇と急下降を招きます(血糖値スパイク)。
すると、血管を傷つけたり、スムーズな血流のじゃまをしたりします。
また、自律神経に乱れが出てホルモンバランスを崩すことも、髪の毛の健康リスクにもなります。
ただし、糖質は不足することでも健康リスクとなり、薄毛や抜け毛の要因にもなり得ます。ダイエットのために厳しい糖質制限を続けることで抜け毛がひどくなる可能性もあるのです。
栄養バランスが崩れることで健康がおびやかされ、それが抜け毛のリスクにつながる。この仕組みはすべての食べものに関していえることです。
健康的な食事は髪の毛を育て、バランスの悪い食事は抜け毛のリスクにつながります。