人間関係は断然「質」
人間関係ってね、若いときは「数」を求めるのよ。でも老いてくると分かる。人間関係は数より、断然「質」だってことがね。
こう言うとワガママみたいだけど、年齢を重ねると分かるのよ。「疲れる人と一緒にいる時間」は、命の無駄遣いと一緒なの。
元気なときは耐えられたことが、老いの身体にはこたえるから、本当に無理はしない。
色々と決めてから、なぜかとっても気楽。心が軽くなった感じがするのよ。
すごくおすすめだから、みんなそうすればいい。これからも気楽にしていると私、長生きすると思うのよね。まあ、この年齢になっても世間から悪く言われるだなんて思ってもみなかったけどね。
とにかく老いてくると、若いころ必死でしがみついていた「世間体」や「他人の目」から解放されんのよね。
転んだら「あら、また私ったら」って笑えばいい。だまされたら「授業料ね」と思えばいい。しんどい人は避けて、自分のリズムを守ればいい。バッシングされたら「はいはいはい」って思えばいい。
バッシングは、普通の人はそうそうされないと思うけどね。
※本稿は、『ピン!として逝くのもいいじゃない ピン子78歳、最後に残したい言葉』(徳間書店)の一部を再編集したものです。
『ピン!として逝くのもいいじゃない ピン子78歳、最後に残したい言葉』(著:泉ピン子/徳間書店)
「本当に自分の人生をまとめて残すのは、これが最後。全部言うわよ」
78歳・泉ピン子の、笑って泣ける自伝エッセイ集。




