亡き祖父からの手紙に涙
30代の女性会社員。実家の掃除をしていたら、1通の手紙を発見。10年以上前に他界した、当時84歳の祖父からの手紙でした。
小学校の頃に母親が死に、幼い弟妹がいてどうしたらいいか悩んだこと。中学の時に父親の居所がわからなくなり、やむなく退学したこと。大学の時、召集令状がきて満州(現中国東北部)へ行き、殺されるか自分がやるかと思ったこと。
そして、励ましと私の幸せを願う言葉で締めくくられていました。途中から字が崩れており、体調の悪い中で一生懸命書いてくれたと伝わってきました。
封が開いていたので読んだはずなのですが、全く覚えがなく、返事を書いた記憶もありません。私は上京後はろくに顔も見せませんでした。今、祖父の気持ちが痛いほどわかる気がします。なぜ返事を書かなかったのか。後悔で涙が止まりません。
(東京・J子)2021.09.07