少し手を加えればオリジナル料理に
冷凍食品は大きく分けて2種類あります。一つは、ハンバーグや炒飯など調理済みのもの。電子レンジで加熱したり、フライパンで焼いたり、鍋で温めたりするだけで、本格的な料理が味わえます。
もう一つは、魚介や野菜などを下処理してそのまま冷凍したもの。とれたてを急速冷凍するので栄養価が高い状態が保たれるうえ、保存料も使われていないため安全です。
普段の料理にこうした冷凍食品を加えると、簡単に品目を増やし、不足した栄養素を補うことができます。とくに高齢者は猛暑や大雨などで買い物に行けなくなることがあるので、長期保存がきく冷凍食品は非常に便利。生鮮食品と違い、通年で品質や価格が安定しており、家計的にも助かります。
そのほか、下ごしらえの手間が省ける、調理が簡潔で洗いものが少なく済む、食べる分だけ解凍できて無駄がないなど、いいことずくめです。
調理済み冷凍食品は、電子レンジで温めてそのまま食べても十分おいしいものばかり。ですが、私が提唱しているのは、ほんの少しだけ手を加えるアレンジレシピです。
たとえば、煮物に冷凍の鶏のから揚げを加えたり、冷凍ハンバーグを細かく切って、炒り卵、野菜と合わせて三食そぼろ丼にしたり。たった一品でも栄養バランスが整い、彩りもよくなります。
調理済み冷凍食品は味がしっかりついていますが、塩分量は調理の段階で加減できますし、ギョーザやシューマイなど下味程度のものであれば、自分好みの味つけにすることも可能。なにより調理方法を自由に変えられるので、同じ冷凍食品をくり返し食べても飽きません。