基本メソッド(2) グーパー運動

ダイナミックな手の動きで、むくみと関節に効く!

指全体のむくみと硬くなった関節の両方に対するアプローチです。じゃんけんのグーの形とパーの形を交互につくりましょう。関節の柔軟性やダイナミックな動きによる循環促進などの効果があります。

<『自力でできるヘバーデン結節のリセット法』より>

とにかく大切なのは、グーをつくるときも、パーをつくるときも、ゆっくりおこなうことです。そもそも手がこわばっている人は、スムーズに曲げ伸ばしできないはずなので、勢いをつけてやりすぎるなどの無理をしないようにしましょう。

グーのときはしっかり指が握れているかどうか(横から見て曲げた指の間に隙間があいていないかどうか)、パーのときは真っすぐに指が伸びているかどうか、毎回チェックし、そのままできるだけグーのまま、パーのまま3秒間キープしてください。

グーの状態で隙間の有無を確認する場合は、親指側からと小指側からの両方から覗き込むとわかりやすいです。隙間が生じていたら、反対の手を使って隙間がなくなるまでゆっくりと時間をかけて押し込んであげましょう。隙間がなくなったら、それ以上力を入れる必要はありません。

勢いをつけたり、力を入れすぎたりすると、力が余って治療とは反対に手の中に怪我が生じる可能性があるので、じゅうぶんに気をつけましょう。

なお、親指は握りこまずに、人さし指の外側に沿うように曲げるか、ほかの指とは別に(ほかの指は伸ばした状態で)曲げるようにしてください。人さし指の手のひら側に入れてグーにすると、親指を痛めやすいのに加え、人さし指の訓練にならなくなってしまいます。

パーの状態で指が真っすぐに伸びているかどうかを確認する場合は、必ず横から見るようにしましょう。指が一直線になっていたらOKです。

このグーパー運動は、左右の手をバラバラにではなく、同時におこなって曲がり具合、伸び具合を見比べてみてください。

とにかく大切なのは、強度や回数よりも角度。グーパーそれぞれの形の際に、ちゃんと曲がっていること、そしてしっかり伸びていることを確認し、1回1回の運動を大事にしてください。