「指が痛くて包丁を持てない」「朝、指がこわばって動かしにくい」…こんな経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。神戸百年記念病院手外科センター長兼整形外科部長であり、手外科専門医の三戸一晃先生は「手指のトラブルをそのままにして酷使すると、腫れや変形、慢性的な痛みにつながり、日常生活に大きな支障をきたすことがあります」と語ります。そこで今回は三戸先生の著書『自力でできるヘバーデン結節のリセット法』より一部を抜粋してお届けします。
三戸式手指ケア
私は「三戸式手指ケア」を開発し、世に発信していくことにしました。
運動療法に漫然と取り組むことは推奨できかねます。
動かせばいい、というわけではありません。
手指疾患の治療という広い括りのなかでは、少なくとも現状はメインメソッドではなく、あくまでサブメソッドです。
しかし、これまでうまく開拓できていなかった領域であるがゆえに、可能性に満ちあふれています。これから訪れるであろう、セルフメディケーション全盛時代において、有効な方法のひとつとして徐々に市民権を得ていくことを、私は信じて疑っていません。
「帝国ホテルのカレーを食べてみたいけれど、現地まで行くのは大変だから、まずは帝国ホテルのレトルトカレーを食べてみよう」
それくらいの軽い気持ちで、試してみてはいかがでしょうか。