2.「時間」と「場所」をコントロールする
次に時間のコントロールをしましょう。一日に15分まで、30分まで、質問は何回まで……など約束ごとをするのもお勧めです。おとなでも物理的に距離を置く時間が必要です。
画面の向こうのAIと会話を続け、気がつけばスマホを持つ手が冷え切り、目はバキバキに冴え渡っている……。そんな風に自分の身体の悲鳴を無視してまで「安心できる答え」をスクロールし続けてしまうこと自体が、心が限界を迎えているサインです。
「不眠症」とブルーライトとの関係はよく知られていますが、寝る前の準備のために気持ちをゆっくりさせるべきところでAIとやり取りをすると、脳がバシバシ動いてしまい、思考がぐるぐるして休まらなくなります。「ベッドでは触らない」とか、「寝室ではやめておく」とか、場所縛りのルール化をしてちゃんと眠る準備をしましょう。
ちなみに……子どもは、気持ちを言葉にする途中の段階にあるため、AIに頼りきりになってしまうと「考えるプロセスの発達」に影響が及ぶと言われています。AIが進んでも人間の能力はないがしろにできません。AI自体に年齢制限がかけられているものも多くありますが、きちんと大人が確認し、使用の際はきちんとルールを作ってあげる必要があります。
