どんな汗であっても放置しない

さらに、更年期症状の一つであるホットフラッシュも、加齢臭に拍車をかけるとのこと。

「脇、耳の中、胸部、外陰部(デリケートゾーン)に多いアポクリン腺から出る汗は、タンパク質や脂質、糖質などが含まれるため粘度が高く、酸化した皮脂と反応して加齢臭を強めやすいという特徴があります。ホットフラッシュや緊張時にかく汗がこれ。

一方、運動時にかく汗は、全身に隈なく分布するエクリン腺から分泌されることが多く、成分はほぼ水分なので、汗じたいはサラッとしています。

とはいえ、ノネナールと混ざれば加齢臭を強めることになるので、どんな汗であっても放置しないこと。濡れたタオルや汗拭き専用シートで速やかに拭うことが、加齢臭予防の基本です」

また、夏のエアコン対策がアポクリン腺を刺激して、発汗を促すケースもあるとか。

「高齢になると、真夏でも冷え予防のために腹巻きや締めつけ感のある下着をつける人が少なくありません。結果、自分では気づかないうちに、腋やデリケートゾーンに多量の汗をかき、加齢臭を強めていることが。とくにデリケートゾーンの発汗は気づきにくいので、注意が必要です」