湯船の中に専用の椅子を入れて立ち上がり時の事故を防ぐ

お年寄りの多くは、「シャワーだけだとお風呂に入った気がしない。ちゃんと湯船につかりたい」と言われます。

ヒートショックを避ける方法(前ページ)を実践するのはもちろんのこと、一番風呂は避けましょう。家族がすでに入浴した後なら、脱衣室や浴室がよく暖まっていて、湯温が適度にぬるくなって、高齢者に最適です。

『自宅で暮らしたい「介護未満」の親の支え方』(著:藤原清明/青春出版社)

また、湯船の中に介護用の風呂椅子をセットしておきましょう。浮かないよう重量感のある椅子で、脚が滑りにくい構造になったもの。ネットショップや介護用品の専門店で入手できます。

お年寄りの中には、「お風呂につかりたいけれど、浴槽から出られなくなりそうで怖い」と心配なさる方も。風呂椅子に腰かけて入浴すれば、立ち上がりがラクなうえ、浴槽内で足を滑らせる心配は激減します。