(写真提供:Photo AC)
「朝、起きた瞬間から疲れている」「週末に休んでも疲れが抜けない」……。そんな「なんとなく不調」を経験したことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。管理栄養士である星穂奈美さんは「私たちの心と体は、日々の食事によってつくられています。今感じている疲れは、体が発している『もっと自分を大切にして』というサインかもしれません」と語ります。そこで今回は星さんの著書『疲れやすいオトナ女子を救う あなたの食習慣を変える100の提案』より一部を抜粋し、仕事もプライベートも全力で楽しむための、一生モノの「食の処方箋」をお届けします。

食習慣を変える提案 1日1回、主食に茶色い炭水化物を取り入れる

すでにある脂肪を落とし、新たな脂肪を作らないためにまずは主食から見直す

未精製の穀物は栄養と食物繊維が豊富

過度な糖質摂取などによってインスリンが過剰に分泌されると、肥満の原因になることがあります。上昇した血糖値を下げようとするインスリンの働きによって、血液中のブドウ糖が筋肉や脂肪細胞に取り込まれ、そこで中性脂肪の合成が促進されてしまうのです。また、インスリンはすでに蓄積された脂肪の分解も抑制してしまうことがあり、これも肥満の原因につながるケースがあります。

そこで、主食を白米や食パン、うどんなどの精製された穀物から、ホールグレイン(全粒穀物)と言われる未精製の穀物に置き換えることがおすすめです。

未精製穀物とは、精白などの処理を受けていない穀物のことで、果皮、種皮、胚、胚乳などの部位がそのまま残っているため栄養価が高く、なにより血糖値の急激な上昇を抑える食物繊維が豊富。血糖値が緩やかに上昇すると、インスリンの分泌は少なくて済みます。

また、未精製穀物はビタミンやミネラルが多く含まれており、体の代謝をサポートしてくれるのもメリットです。