トラブルケース4

終業後の飲み会に自分だけ誘われなかった

あるプロジェクトが一段落して、打ち上げの飲み会をやろうということになりました。リーダーがその場で参加者を募ったのですが、私には声をかけてくれませんでした。仲間外れにされたようで不愉快です。これはハラスメントですか?

解決策 ケースバイケースで一概にハラスメントとはいえない

部員全員の参加が恒例になっている忘年会や新年会、歓送迎会など準公式行事の宴会にその人だけを誘わず、孤立させてしまうのはパワハラ類型5の「人間関係からの切り離し」になる可能性があります。

しかし、就業後に5人ぐらいで飲みに行くことになり、声をかけなくてもパワハラとまではいえないでしょう。もし、部員が10人いて、9人は誘ったが、一人には声をかけなかったとなると誘われなかった人は「自分は嫌われているのか」と不安な気持ちになり、パワハラとも受け取れます。しかし、任意の会では誰と飲みにいくかは自由です。もっとも、意図的にその人を孤立させることが目的となればパワハラの可能性もあります。結局、「飲み会に誘わない」ことが、即パワハラかどうかはケースバイケースです。

ただ、飲み会に誘っておいて宴席でその人を無視して会話しないなど意図的に孤立させればパワハラの可能性が高くなります。

※本稿は、『職場のトラブル即解決!あなたを守る労働法』(徳間書店)の一部を再編集したものです。

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