ツイッターが脳のトレーニングに?
SNSってすごいんですよ。たちまちフォロワー数が増えちゃって4.6万人(9月14日現在)。コロナ禍のなか、自粛生活を強いられていたことと無関係ではないと思いますけれどね。疲れた人も開いたらプッと吹き出すようなツイートをこころがけています。もちろんダジャレなどもいれてね。
ツイッターは毎日更新していて、かれこれ1年半。みなさんの返信を読むのが楽しくてね。長い芸能生活で、ファンの方から直接反応が届く、なんてことは経験したことがなかったので超刺激的。ツイッターを通して「仲間」ができたことが僕にとって大きなプレゼントです。
毎日更新するのは大変かと思いきや、ネタってけっこうあるものだなと思って。今日は何にしようかな? と思いながら家の中をぐるぐる回っていると、いろいろ見つかるんですよ。写真とか、映画や舞台のパンフレットとか。すると面白いことを閃いたりして。
「忘れていたことを思い出す」という作業が脳の活性化につながったのか、最近、いろんなことを鮮明に思い出すようになりました。ツイッターを発信することが脳のトレーニングにつながるとはねぇ。もしかして大発見じゃない?
昔なら断ったけど
そんな中、僕のツイッターのファンだという出版社の方から、エッセイ本を作りませんか? と連絡がありました。昔だったら、「プライベートなことはちょっとね」とお断りしていたと思う。でもこの年齢だから気取ることも、隠すこともない。もちろん人様に迷惑が及ぶような発言は控えなくちゃいけないけど。
「怖いものがない」なんて言うと、ふてぶてしく聞こえてしまうかもしれないけれど、世間体を気にせずに生きるって、とっても勇気のいることなんですよ。そこをグッと乗り越えてすごく自由になることができた。今はもうほとんど気にしていません。自然体です。
年を重ねて失うものもたくさんあるけど、得るものも同じくらいたくさんあって。その最たるものが自由だという気がします。