少々クセが強めのお役

そんな私がいつしかお芝居のおもしろさに目覚めていきます。

学年が上がり、役を頂くようになって、
少しずつ少しずつ恥ずかしさがなくなっていき、
役柄が自分からかけ離れた人物であればあるほど
演じることで自分を手放していけました。

私が演じることが多かったのは、
少々クセが強めのお役。

ご観劇くださっていた方は、
越乃は「悪役」と「女ったらし」の役ばかり
そう思われている方も多くいらっしゃるようですが、
実はそうでもないんですよ。
(声を大にして申し上げます!)
なのに私のイメージは、いつもだいたいそんな感じです。