自分の子どもだけできなくても焦らない

絶対にやってはいけないことなのに、多くの親がやってしまうのが、他人との比較です。乳幼児の頃、健診に行きますよね。同じ月齢、同じ年齢の子どもが集まるので、よそのお子さんの様子が目に入ってきます。

個人差があるのに、「まだ歯が生えない」「ほとんど喋らない」「まだ歩けない」「おむつがとれない」など、よそのお子さんと比較して、気にしてしまうようです。

また、子どもが何かできるようになったら、うれしくてそのことを言ったり、SNSに書いたりする人がいるので、「あの子はできるのに、うちの子は……」と、つい比較してしまうこともあるでしょう。そのような言葉に惑わされて「あの子はできるのに、どうしてあなたはできないの!」などと怒らないことです。

少しぐらい何かすることが遅いとしても、いずれできるようになりますから、カリカリせずにのんびりと待ちましょう。そして、できるようになったら、笑顔で「できるようになったね。すごいね」と褒めてあげるといいですね。