服もアクセサリーも一目見て把握できる

服も本と同じく、1着買ったら1着捨てています。「買ったら捨てる」を1セットとして考えると、衝動買いがずいぶん防げるようになりました。

洋服は、すべて3階の元子ども部屋にまとめて収納。ワンピースなどは羽織る物までセットにしてハンガーラックにかけています。ウォークインクローゼットもありますが、そこには冬のダウンコートや夫のスーツ、旅行用のバッグなどを収納。

服はついついしまい込んで何がどこにあるかわからなくなりがちですから、一目見て把握できるよう、ラックにかけられるぶんだけ持つことにしています。

愛用のハンガーラックはクルクル回るタイプのもので、服選びもラク。衣替えの季節になっても、クルッとラックを回すだけで済みます。隣には洗濯物を干すスペースがあるので、乾いたらラックに戻すだけで収納完了。

洋服はハンガーラックにかけられるぶんだけ。「回転式のハンガーラックが使い勝手抜群。『いつか着るかもしれない』の『いつか』は来ません。今着られる洋服以外は、基本的に処分します」

アクセサリーも、壁にかけたり、ビニール製のアクセサリーホルダーに入れたり。こうしておくと、出がけにサッと服に合わせることができて便利です。

若い頃は、天然石がついた重量感のあるペンダントやイヤリングなどを身に着けていましたが、年齢を重ねるにつれて肩がこるようになったため、ほとんど処分しました。最近は存在感があるわりに軽い、コットンパールのネックレスを愛用しています。

ちなみにわが家は、仕事場こそ夫婦一緒ですが、トイレと洗面所と寝室は別々。たとえば夫の洗面所に私の化粧品は一切ありませんし、テレビはそれぞれの寝室で観るのでチャンネル争いもない。これは本当に快適で、パーソナルエリアがあるって大事だなと感じます。

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