相原さんの処方箋
〔 処方箋 〕
月はとても変化の大きい被写体。地平線から昇りたてはオレンジ色で楕円形だ。
昇るにつれて色も形も変わる。しかも最初の10分は早い。
月と夕日・朝日の組み合わせは太陽の光と月の変化が大きい14~16夜が良い。
しっかり月の出る位置と角度を事前に目視して確認する。地理勘があっても、1秒でも早く目視で月を発見する。
その日の想定外の雲の動きもある。予定していたポジションからずらして撮影することもある。
だから、カメラと三脚の操作は早くて正確であるべきだ。これは他の撮影でもいえることだが、自分のカメラを熟知せずに良い作品は撮れない。
カメラ操作がうまくいかないと、メーカーのせいにする人が多いが、弘法筆を選ばず。カメラに自分を合わせられる人が良い作品を作る達人なのだ。
※本稿は、『光と影の処方箋』(著:相原正明/玄光社)からの抜粋です
前回「〈絵画に負けない〉力強い作品にするための処方箋…」はこちら
「猫様と4人の下僕たち」写真展
期間 2月17日(金)~3月1日(水)open 11:00~19:00
入場 無料
会場 WONDER PHOTO SHOP
富士フイルムフォトサロン4か所を巡回する写真展を開催
相原正明 写真展 On The Earth
~超大陸 オーストラリア~
富士フイルムフォトサロン 大阪 公募写真展
会期・会場
●富士フイルムフォトサロン 大阪
2023年3月17日(金)〜3月23日(木)
開館時間 10:00~19:00 (最終日は14:00まで/入館は終了10分前)
〒541-0053
大阪市中央区本町2-5-7 メットライフ本町スクエア (旧 大阪丸紅ビル) 1F
TEL 06-6205-8000 (受付時間:平日10:00~18:00)
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