アイドルに俳優、スポーツ選手、アーティスト…。姿を見るだけで心躍り、平凡な日常がバラ色に変わる。心トキメかせる相手(推し)に、どんなきっかけでハマり、どのように応援(推し活)をしているのでしょうか。30代から80代まで幅広い年齢層の方に、溢れ出る思いを告白してもらいました(構成=本誌編集部 イラスト=杉井亜希)
「推し」の魅力と、「推し活」の詳細を教えて
【宮本浩次 (エレファントカシマシ)】
〈ここが魅力!〉
3年前、NHK『みんなのうた』で宮本さんの歌を初めて聴いた時、号泣しました。なんといっても歌声が素晴らしい! 心が震えます。歌うことが好きでそのために全生活を捧げているスタンスにも心奪われます
〈私の「推し活」〉
コンサートは日本全国チケットが手に入ればどこへでも参戦。自分の人生を捧げるために、宮本さんと出会ったんだと思う。神様が人生最後にくれたプレゼント。70歳過ぎてこんなに夢中になれる人に出会えたことに感謝しかありません(72歳・会社役員)
【和牛】
〈ここが魅力!〉
あまりテレビを見ない私がたまたま見た番組でキュンとなってしまった。二人の耳当りのいい声とルックス、漫才は何度聴いても面白いし飽きない
〈私の「推し活」〉
劇場(寄席)に月に2~3回観に行きます。コロナで地方には行けなかったけれど、ぜひ笑いの本場・大阪で彼らの漫才を堪能したい! 劇場に行くのに電車に乗ることが増えたから、お肌の手入れや化粧も入念に、洋服にも気を使うようになりました(61歳・パート)