辛抱強く耐えたその先には必ず光が
コロナの場合は、罹患した人の休演だけではすまず、舞台自体が中止や延期になってしまうことも。
誰かが罹ったと聞けば、
やはり他人事とは思えず胸が締め付けられるような思いにかられます。
休演者が出ると、その生徒さんや組のみんなの事が心配になります。
PCR検査の結果が出るまでの緊張感を何十回となく味わい、その都度精神的に苦しい思いをし、
それをクリアしなげれば舞台に立つ事が出来ない現実。
なんとも不憫でなりません。
人生の大きな節目となる退団が延期になったり、中止になったり、
新人公演という大きな学びの場を奪われたり、
制限を強いられ、そんな中でも精一杯務めようとしている生徒達。
観劇を心待ちにしていたお客様も、
現地に足を運んで、そこで中止を聞かされたりすることもあると聞きます。
残念でならないと思います。
それでも、まずは生徒達の事を心配してくださり、そして寂しさに涙する。
誰もが自分のことより、生徒達のことを案じています。
そういう現実を知るたびに、
なんと愛されている世界なんだろうと思います。
辛抱強く耐えたその先には必ず光が差します。
幕が開くその日を私も皆さんと一緒に待っている者の1人です。
幕が開いたその時には、誰よりも大きな拍手を送ろうと思っています。
愛する宝塚に心からエールを送ります。
誰もが安心して観劇できる日が一日も早く来ることを願って。
●日本テレビ「news every.」の「every.特集」にナレーターとして出演中
●NHK文化センター講座 8月27日(土)町田教室
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9月4日(日) サントリーホール
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