運転して初めてわかること
これはどこの国にも言えることですが、車で巡っているとその都市の性格がよくわかってきます。
東京は整然とつくられた街というよりも高度成長期の名残を感じさせる混沌とした印象で、戦後がむしゃらに経済が回ってきた都市だということを、首都高を運転していると強く感じます。
加えて、外国産の車が多く走っているのも東京の特徴ですね。
ベンツにBMWにアウディにポルシェ。家の近所にはフェラーリを所有しているお宅もありますし、渋谷付近の信号で緑色のランボルギーニと隣り合ったこともあります。
イタリアに暮らしていても滅多に見かけないイタリアの高級車と、東京の道路では普通に出合える。
陸続きのヨーロッパなら日常の光景ですが、東京で見かける車の多くが海外メーカーの車種ということにあらためて驚きました。やはり日本という国は何はともあれ経済が活発に動いている国なのだということを痛感させられます。