病的レベルに片づけができない

元々私は片づけがとても苦手。片づけのできなさは、はっきり言って病的といっていいレベルだ。

以前出張でホテルに泊まった際、宿泊客が少ないからと、1人なのに2人部屋に通された。
2つの大きなベッドのある部屋に荷物を放り投げたわずか数分後。
2つのベッドの上は強盗が入った後のような惨状になった。
散らかり放題なのだ。
犯人は誰よ!って、私だよ!と1人でツッこんだ。
自分の散らかしスキルに呆気にとられた。

そして、フルタイムで会社で働く傍ら、ライター業を始め、多忙を極めたことも、ズボラ生活に拍車をかけた。(と、言い訳をさせてほしい)
午後出社なので、夜中の0時に帰宅し、そこから朝方まで原稿を書く。
連載をしながら本の執筆と寄稿をしていたため、家にいる時間はほとんど原稿にあてる。

会社が休みの日は取材をする、取材を受ける、打ち合わせ、イベント登壇…という生活で、何もない休日は月に1日程。
夢の中で企画書を書き、メールを送信。
夢と現実の境が無くなり、メールを送った気でいたら現実では送信していなかった、なんてこともしょっちゅう。

薄暗い部屋で、寝ぼけ眼でコップに水を注いだら、それはコップではなく綿棒のケースだった。
おかげで綿棒が水没した。

たまに寝ている時に宅配の人がピンポンを鳴らす。猛烈に眠いのだが這って出る。よれたパジャマを着て、髪を振り乱し、意識が朦朧としながら対応する。きっと宅配の人から見たら、オバケだろう。心臓に悪いんじゃないか、といつも申し訳ない。