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「100回言ったでしょ」はNG
1分後には覚えていない
絶対欠かせないトマト ロシア人のニコライさん 時々ヘルマンさんになる 早く戦争止めてくれ

1分後には覚えていない

朝食も憂鬱の種がころがっている。朝ご飯は基本、母が午前5時半に起きて作る。定番は、野菜炒め。ブロッコリー、キャベツ、しめじ、まいたけ、えのきだけ……。その他、季節の野菜が加わる。春ならウドとかフキノトウ。

以前は、フキノトウはふき味噌か天ぷらにしていたが、今は炒める。炒める前に野菜を全部茹でるようになった。レタスとか生野菜も茹でる。加えて、午前7時ぐらいに私が起きるまでに、何回か炒め直すらしく野菜はかなりグダグダになっている。

いつも食卓に上る野菜炒め

母は菜箸で、炒めた野菜を種類別に几帳面に皿に並べている。乗りきらない。2人で食べきれない量なのである。「こんないっぱい2人で食べられないでしょ」をぐっとのみこみ、「もったいないからもっと少なくていいよ」と言う。最近は野菜の値上がりも著しい。「野菜の値段、上がっているのよ」と言っても1分後には覚えていない。母は「お昼に食べる」。実際には、そのままでは手をつけない。

だから、ハムなどを加えてチャーハンにしたりするのは私の仕事。知恵を回し、母の味噌汁(これは私が作る)の具として、野菜炒めの比較的グダグダしていないのを入れることにした。おいしいと食べてくれる。面倒な時は、このご時世に良心の呵責を覚えるが捨てる。