●酸ヶ湯(すかゆ)温泉(青森県青森市八甲田山)

開湯は江戸時代前期の貞享(じょうきょう)元年(1684)で、シカが泉で傷を癒しているのを猟師が目撃し、温泉を発見した。

当初、温泉名は「鹿ノ湯」であったが、酸度の高い酸性硫黄泉のため、いつしか「酢カ湯」と呼ばれるようになり、その後「酸ヶ湯」と書き改められた。

 

酸ヶ湯温泉噴気孔(写真提供◎photoAC)