一番いいのは体を動かすこと

自律神経的にいって、これは一番よくない過ごし方。

自律神経にとって「流れ」はとても大事です。つまり、今あなたは「メンタルが落ち込んでいる流れ」に乗っているわけです。

ぼんやり無駄な時間を過ごしていると、その流れが続いていくことは間違いありません。

『リセットの習慣』(著:小林弘幸/日経BP 日本経済新聞出版)

このときこそ大事なのがリセットの意識。具体的には「動く」ことです。

一番いいのは体を動かすことなので「イヤになっちゃうなあ」「どうしてあんなことをいってしまったんだろう」「なんで、うまくいかなかったのか」と落ち込んだときはとにかく散歩に出てください。

物理的に体を動かせば、交感神経が活発に動き出し、血流もよくなり、気持ちも変わってきます。気持ちも結局は体が生み出している反応なので、動くことが一番。

体を動かせる状況でなければ、音楽を聴くのもおすすめです。無理にでもいいから、とにかく音楽を聴いてみてください。

心の健康のバロメーターとして散歩したり、音楽を聴くことができるのであれば大丈夫。本当に気持ちが沈んで、そうしたことすらできなくなったときは、早めに専門家に相談することをおすすめします。