脳科学者の西剛志さんによれば、「脳の老化をすぐ診断できる方法がある」とのことで――(写真提供◎photoAC)

厚生労働省が発表した「簡易生命表(令和3年)」によると、男性の平均寿命は81.47年、女性の平均寿命は87.57年(2022年度)。同調査によれば、いずれも40年前からは9歳程度伸びたことになりますが、実際、80歳を超えてもイキイキしている、いわゆる《スーパーエイジャー》を目にする機会も増えた印象があります。一方、人の脳と生活習慣の関係を研究してきた脳科学者の西剛志さんいわく「脳の老化については、すぐに診断できる方法がある」とのことで――。

「片足立ち診断法」で脳の老化状態を診断してみよう

脳の老化状態をすぐ診断できる方法があります。それが「片足立ち診断法」です。簡単な方法なので、ぜひ自分の状態を知るために、やってみてください。

▼診断方法

その場で立ち上がり、目を閉じた状態で片足立ちをしてください。何秒間、片足で立っていられるかを計ってください。

*転倒の危険もあるので、くれぐれも無理のないように、またできるだけ周りに障害物や物がない場所でやってください。