真の夫婦平等

夫が社長だとして、社長を信じることのできない社員では会社経営が立ち行きません。ですから、まず、稼ぎ頭である夫を尊敬する。そのうえで大黒柱を支える優秀な社員になると心に決めることをおすすめします。

たとえば社長が営業を得意としているとしたら、社員は社長がスムーズに商談を進めるための資料をそろえる、また家庭においては大黒柱である夫の健康管理や家庭内の細かなことを、妻が請け負うということになるでしょう。

あるいは夫が稼いだお金の管理をする。生活費をどう使うか、どれくらい貯蓄に回すことができるかと考えながら、わが家の家計を切り盛りするのも稼ぐことと同じくらい重要な役割です。

これができるのは自分だけだということを夫に示せば、妻は夫にとってなくてはならない存在として必ず認められます。これこそが真の夫婦平等であり、健全なパートナーシップを築くための唯一無二の方法だと私は確信しています。

 

※本稿は、『夫婦がベストパートナーに変わる77の魔法』(サンマーク出版)の一部を再編集したものです。


『夫婦がベストパートナーに変わる77の魔法』(著:岡野あつこ/サンマーク出版)

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