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ログイン涙、涙の娘の結婚披露宴
末っ子の娘は一昨年結婚しました。
娘と彼との出会いもドラマチックでね。娘は１年だけニューヨークに留学したんですが、行く飛行機の中で知り合って、向こうで学校に行ってみたらそこでも一緒だったという偶然が重なって、向こうで仲良くなったみたいですよ。
いずれはこんな日が来ることは覚悟していましたけれど…。
去年、身内だけで結婚式をやりました。
緊張しましたよ～。腕を組んでヴァージンロードを進んだら、向こうに新郎が立ってる。神父さんもいて…。娘をお願いするんだなあと感動して、そこから泣けてきました。
披露宴では僕が作詞作曲した「愛しき娘よ」を歌ったんですが、僕は長い芸能生活の中でステージでも泣いて歌えなかったことなんてないのに、途中でつまっちゃって…。
娘も泣いてるし、新郎も、妻も、出席者全員、もうみんな涙、涙の披露宴でした。
子どもたちが独立し、また夫婦２人だけの生活になった。大きな病気もせずにトップスターの地位を維持することができたのは、妻の力が大きいという。「妻はホームドクター」と言い切る五木さんは70代半ばとは思えない体型と、軽やかな身のこなしを保っている。
僕、デビュー当時から体形がほぼ変わっていないんです。
たまに若手に衣装をあげたりするんですが、直さずに着られるって喜んでくれます。
体重は毎日図りますよ。ちょっと変動しても、気を付ければ元に戻る。ストイックではないけれど、ベスト体重を保つように努力はしています。
筋力が衰えないように、なるべく歩くようにしてるし、愛犬の散歩も筋力維持に役立ってる。僕の舞台は、階段をおりながら登場、という演出が多いんですが、歌いながら軽やかに降りる。ヨタヨタしてたら、お客さんにわかっちゃいますからね。
少し前に１年間、何か一番きついスポーツに挑戦しようと思ってキックボクシングに通いました。その１年でかなり筋力はつきましたよ。あとは、大好きな趣味のゴルフも筋力チェックのバロメーター。いつも天気予報をチェックしてスケジュールとすり合わせながら、なるべく行けるときに行くようにしています。
福井でマラソン大会も主催しています。マラソンって、歩いちゃいけない競技だと思い込んでいたので、もう僕には無理だと思ってたんですが、あれ、途中で歩いても失格にはならないらしいですね(笑)。それならまた参加してもいいかもしれません。
健康でいたいとは思いますけど、こればかりはね…。ギリギリまでピンピンしていて3日寝込んでコロリいうのが理想ですね。
実は小さいころは絵を描くのも好きだったんです。ピカソに影響を受けていた中学２年のときに描いた抽象画は、今見てもなかなかのものなんです。(笑)
美術の先生にもいつも一目置かれていました。それを受け継いだのが画家になった次男かもしれない。世界を舞台に活動しているのは、うれしいです。
僕は絵を職業にはできなかった。京都でアルバイトで染色の仕事をしたことはありますが、歌のほうが圧倒的に好きだったし、歌で身を立てるためにはのんびり絵は描いていられませんでしたから。絵はこれからかもしれませんね。90歳になっても描けますから。(笑)
