昨今、物価やエネルギー価格が上昇して生活費がかさむ中で、なかなか贅沢することができず、お金の不安も尽きませんよね。衣食住について、八ヶ岳で「つつましくも贅沢に暮らす」を実践しているのは、織物&染物作家でYouTuberとしても活躍する、なかはらけい子さん。なかはらさんは、そのヒントとして「無理して人づきあいをする必要はない」と言いますが――。
無理して人づきあいをする必要はない
私は小さい頃から、友達がほとんどいません。
どの程度の人数で友達の数の多さが決まるのかわかりませんが、小学校に入るまでは、近所の子たちと束になって遊んでいたように思います。
小学校の頃も近所の子と遊びつつ、学校で知り合った子の家にも行っていたから、いないようでいたのかもしれません。
時がたちまして、今の話ですが、ほどほどの距離に隣近所はあります。
出会えば、挨拶はしますが、それだけです。
私の日常は、ほとんど1人作業になります。
しかも、敷地から出ない日が多いので、人とも話しません、人と会えば、かなりおしゃべりします。
こんなおしゃべりな人間が、毎日1人で黙っていられるのか、と不思議に思う人もいるかもしれませんが、私は人と会わなくても、まったく構いません。
さみしくもありません。
ただ、独り言はぼちぼちいっているように思います。
とにかくやることがたくさんあるので、外出しないでたくさんのことをこなしたいと思っています。