すべての原因は自分の内に存在する

もちろん、本当に相手に問題があった、環境が悪影響を及ぼした、想定外の不可抗力があったなど、「自分のせい」ではないのに上手くいかないケースもあるでしょう。

でも、たとえそうであっても「だから自分は悪くない」と関わりを放棄するのではなく、「自分にも何か問題がなかったか」という発想を持つ。

『クラブ由美』が、「私の『クラブ由美』」ではなくなってしまう。それだけは避けたかったのです(写真はイメージ。写真提供:Photo AC)

それは、「自分が関わるものごとのすべての原因は、自分の内に存在する」のだと考えるということ。ほかの誰かではなく自分のなかに原因を探して、失敗やミスを自分の糧にできる人が、成功へと近づくことができるのだと思います。

きれいな花が咲いても、蕾のまま枯れてしまっても、どちらも自分が蒔いた種が行き着いた結果。だから自分が責任を持って刈り取るのが当たり前。だからこそ、きれいな花を咲かせようと自分自身が努力して育てるのです。

すべてが自分の責任だから、花が咲けば大きな自信になるし、失敗しても反省や学びを得られる。だから、おもしろいのですね。