転売だけが目的のプロランナー

そしてもうひとつが、国内購入即転売の問題である。

日本の正規店で、もし運よくロレックスの人気モデルが買えたとして、それをその足で新品をプレミア販売する店に持ち込めば、買い取りで何万円、何十万円といった利ざやが生まれるのである。

「ロレックスマラソン」には確実に、転売だけが目的のプロランナーがいる(写真はイメージ。写真提供:Photo AC)

 

これが一部の悪質な転売ヤーが行っていることだ。「ロレックスマラソン」を繰り返す人間のなかには、心からその腕時計を欲しがり、しかも正規店から買いたいと願う善良なファンがいることだろう。

だが、そこには確実に、転売だけが目的のプロランナーがいる。

その所業が非難され、それがために異常な購買行動に対する購入制限がかかったのである。

ロレックスが買えない問題の奥底には、善良なロレックスファンが腕時計を買えなくなったという事情が横たわっている。