塩漬け、ワサビでも死なない

アニサキスによる食中毒を予防するためには、まず鮮度がよいものを選ぶこと、そしてよく確認すること。鮮度がよくてもアニサキスが見つかる場合があります。また、生で内臓を食べないことも大切です。

アニサキスは加熱、冷凍で死滅しますが、不十分だと生き残っていることがあります。酢漬けや塩漬け、しょうゆやワサビをつけても死なないので、よく見てから食べましょう。

 

●アニサキス

アニサキス『すごい危険な生きもの図鑑――生きるのに、みんな必死です。』より
【アニサキス・DATA】
分類:線虫類・回虫目・アニサキス科
生息地:世界中の海
大きさ:全長2~3cm(幼虫)
【対処法】
胃に激痛が!…すぐに病院へ!アニサキス用の薬はなく、病院で手術をして取り除くしかありません。

※本稿は、『すごい危険な生きもの図鑑――生きるのに、みんな必死です。』(中央公論新社)の一部を再編集したものです。


すごい危険な生きもの図鑑――生きるのに、みんな必死です。』(監修:小宮 輝之 、イラスト: ウラケン・ボルボックス /中央公論新社)

「自然にはキケンがいっぱい! でも、みんな精いっぱい生きてるんです」――世界には、生きものがたくさん存在します。パンチやキックなど物理的な攻撃力で戦うものから、臭いや毒で刺激を武器に生きるもの、感染することで生き残ってきたものなど、その生態は多種多様。本書では、様々な技を駆使して生きる動物や植物を、ポップでなイラストとわかりやすい文章で、楽しみながら教えます。特に夏のレジャーで山岳や川辺、海辺などを訪れる際、安全に楽しむための豆知識も充実。いざという時の対処法も収録。【教養が身につく中央公論新社の児童書シリーズ】