「かすみ目専用」の目薬で何とかしようとしないこと

一般的には軽視されがちのようですが、「目がかすむ」という症状には、ものの色や形を捉えるのに重要な中心窩がむくむ「黄斑浮腫」や「黄斑変性」「白内障」などさまざまな病気が隠れている可能性があります。初期の老眼でも、目がかすみます。

「目のかすみに」などとうたわれている市販の目薬もたくさんありますが、効果が期待できるのは、目の疲れからくる一時的なかすみがスッキリすることくらいです。

当然ながら病気を治療する効果はありません。

ちょっと目がかすんだくらいでは、なかなか受診する気になれないかもしれませんが、病院に行って損することは何もありません。

気休め程度に市販薬を使い、だましだまし生活を続けるくらいなら、早めに眼科を受診しましょう。

※本稿は、『眼科医が警告する視力を失わないために今すぐやめるべき39のこと』(SBクリエイティブ)の一部を再編集したものです。


眼科医が警告する視力を失わないために今すぐやめるべき39のこと』(著:平松類/SBクリエイティブ)

習慣を見直せば「一生見える目」は手に入る!

・1カ月以上前に買った目薬を使っている
・3年前に買ったサングラスを今でも使っている
・水をがぶ飲みしてしまう
・寝つきがいい
・ブルーライトカットメガネを使っている
・目がいいから、検診を受けていない

1つでも当てはまるあなたは、要注意! 知らず知らずのうちに、自分の目を傷つけてしまっているかもしれません。50万部突破『ガボールアイ』シリーズの著者が警告する「視力を失わないために今すぐやめるべき39のこと」。