『慢性腎臓病』をご存知でしょうか。『腎臓リハビリ』を生んだ世界的名医である上月正博先生は「慢性腎臓病はいまや新国民病と言っても過言ではありません。発覚してからではなく、日頃から腎臓をいたわる生活を続けることが何よりも大切です」と語ります。そこで今回は上月先生の著書『長生きは腎臓が10割: 腎機能を高めて健康寿命を延ばす最高の習慣』より一部を抜粋し、今日からすぐに実践でき、将来に大きな差を生むノウハウをご紹介します。
沈黙の臓器が出すSOSを見逃すな!
尿の状態で腎臓の調子がわかる
沈黙の臓器である腎臓は、状態が悪くなってもなかなか自覚症状が現れません。そのため、腎臓病の早期発見には定期的な検査が大切なのですが、日々、自分の調子を注意深く観察することで、腎機能低下が引き起こす変化に気づくことができます。
変化がもっとも現れやすいのが、尿の状態です。見た目や匂い、回数などから変化を察知できます。
たとえば、泡立っている場合は、尿たんぱくが漏れ出ている可能性があります。尿が茶色や黒色に近い場合は、血尿が考えられ、甘い匂いがする場合は糖尿病性腎症の恐れありです。