中江有里
なかえ・ゆり
女優、作家、歌手
1973年生まれ。法政大学卒。89年芸能界デビュー。数多くのテレビドラマ、映画に出演。2002年「納豆ウドン」で第23回「BKラジオドラマ脚本懸賞」で最高賞を受賞し、脚本家デビュー。NHK BS2「週刊ブックレビュー」で長年司会を務めた。2006年、初の小説『結婚写真』を刊行。著書に『わたしたちの秘密』『わたしの本棚』『残りものには、過去がある』『万葉と沙羅』『水の月』などがある。
エッセイ
30年前の甘酸っぱい青春小説が蘇る。人との距離が今より近いあの頃の、ナイーブな22歳の成長を描く〜『11月そして12月』【中江有里が読む】
中江有里2024年12月21日
エッセイ
瀬戸内海の小豆島へ移住した著者が描く、5頭のヤギとの〈ヤギファースト〉で幸福な生活〜『私はヤギになりたい ヤギ飼い十二カ月』【中江有里が読む】
中江有里2024年11月16日
エッセイ
時代の寵児〈中森明菜〉の孤独。デビュー当時の「裏切り」と増えていった「敵」。姿を隠した真相は…『中森明菜 消えた歌姫』【2023編集部セレクション】
中江有里2024年10月28日
エッセイ
誰かのハイダウェイ(隠れ家)を知ることは、その人を知ることにもつながる。六篇の「隠れ家」にまつわる物語〜『東京ハイダウェイ』【中江有里が読む】
中江有里2024年10月19日
エッセイ
読み終えて秀逸なタイトルに唸った。不慮の事故で不自由な体となった咲子と高校生・茜の物語。後半では、すべての見え方が変わる〜『二人目の私が夜歩く』【中江有里が読む】
中江有里2024年09月21日
エッセイ
イントロは作曲家ではなく、編曲家の仕事。労力は作曲の何百倍〜『編曲の美学 アレンジャー山川恵津子とアイドルソングの時代』【中江有里が読む】
中江有里2024年08月17日
エッセイ
センスとは、うまい人の再現ではなくオリジナルの表現への挑戦である。〈センス〉を再確認したい人へ〜『センスの哲学』【中江有里が読む】
中江有里2024年07月20日
エッセイ
テレビから飛び出した小倉智昭が隣に座って話している、そんな読後感。業界の問題から闘病、老後、今後の野心までを赤裸々に〜『本音』【中江有里が読む】
中江有里2024年06月15日
エッセイ
家族という、かけがえのない四人の「ぼっち」たち。違いを愛し、認め合う日常を描く、ろう者夫婦の育児記〜『よっちぼっち』【中江有里が読む】
中江有里2024年05月18日
エッセイ
時代の寵児〈中森明菜〉の孤独。デビュー当時の「裏切り」と増えていった「敵」。姿を隠した真相は…『中森明菜 消えた歌姫』【2023編集部セレクション】
中江有里2024年05月11日
エッセイ
20代から続く母の遠距離介護に加え、がんになった父の介護も始まる。窒息しそうな自らの心を俯瞰して〜『母の最終講義』【中江有里が読む】
中江有里2024年04月20日
エッセイ
炎上騒ぎの火元の正体は。「褒める」と「メッタ斬り」の両輪でつき進む書評家が時代を斬る〜『時評書評-忖度なしのブックガイド』【中江有里が読む】
中江有里2024年03月16日
エッセイ
今は「まだ死んでいないだけ」。ある日突然、死にかけた作者が綴る入院生活とその後の心境〜『シニカケ日記』【中江有里が読む】
中江有里2024年02月17日
エッセイ
「承認欲求」は信じるものが欲しい思いの裏返し。掃除界の「カリスマ」に祭り上げられ、転落した先には〜『あの光』【中江有里が読む】
中江有里2024年01月20日
エッセイ
姿を変え、他人になりすまし、警察から、世間から逃れた17年間。主人公は働き、恋をし、逞しく成長する〜『ヒロイン』【中江有里が読む】
中江有里2023年12月16日
エッセイ
かりそめの恋《花摘み》を愉しむ51歳・独身女性。更年期、介護、セクハラ…50代の現実は容赦なく〜『今日の花を摘む』【中江有里が読む】
中江有里2023年11月18日
エッセイ
夫公認で元恋人とも付き合う「悪妻」。がんじがらめで息苦しい、それでもしたたかに生きる6人の「妻」たち〜『もっと悪い妻』【中江有里が読む】
中江有里2023年10月21日
エッセイ
言語に興味がない人にこそ薦めたい。オノマトペから言語の誕生と進化の謎に迫る〜『言葉の本質 ことばはどう生まれ、進化したか』【中江有里が読む】
中江有里2023年09月16日
エッセイ
時代の寵児〈中森明菜〉の孤独。デビュー当時の「裏切り」と、増えていった「敵」。姿を隠した真相は〜『中森明菜 消えた歌姫』【中江有里が読む】
中江有里2023年08月19日
エッセイ
25年間毎日死にたいと思っていた著者がカウンセラーとの対話でたどり着いた先は。生きる居場所を探す人へ〜『死ぬまで生きる日記』【中江有里が読む】
中江有里2023年07月15日