栄養士でありフードコーディネーターでもある藤岡操さんが「食堂のおかみ」になりきって提案するレシピ連載。大胆にも、この店のお品書きは「酒蒸し」1本!といっても、具材がや調味料が変われば趣も変わる魔法のレシピ。蒸し器がなくても、フライパンと日本酒や料理酒さえあれば誰でもできるメニューの数々。第42回は「ナスとササミのふわとろ酒蒸し」です。
本日のメニュー
「ナスとササミのふわとろ酒蒸し」
買い物に行こうと準備をしていたら、クシャミをした瞬間に腰がグキッ!
朝からえらいこっちゃです。
重たいものを持つのも、座り仕事も、クシャミも控えめにせねば……。
どうやら私の6月は〈カラダいたわり月間〉になりそうです。
本日は、「軽やか」をテーマにしたナスとササミの酒蒸し。
私はナスは皮ごと食べる派ですが、軽やかな色合い、食べ心地を目指して、皮はむくことにしました。
でも、ナスの皮は捨てません(キッパリ)。
ナスの皮には、抗酸化作用のあるアントシアニンというポリフェノールが含まれ、細胞を酸化から守り、血液サラサラ、眼精疲労の改善などを期待できます。このパワーを捨てるのは、惜しいのです。
ナスの皮を使ったもう一品は最後に紹介するので、ぜひお楽しみに。
というわけで、本日は……
塩と酒だけで驚くほど美味しくなるシリーズ!
ナスとササミのふわとろ酒蒸しです。