2)就寝中に患部を固定する

【手指は副木を使う】

痛みやしびれがある部分は、できるだけ使わないのがベスト。「負荷がかからないよう、まっすぐに伸ばした状態で固定して。寝ている間も無意識のうちに手指を曲げてしまうことがあるため、副そえ木ぎ やサポーター、テーピングなどを活用するとよいでしょう」

【手首はタオルで固定する】

手根管症候群の場合は、手首が内側に曲がらないように対策を。「手のひらにある横方向のしわ、手相でいうところの感情線から手首が隠れるあたりまでをフェイスタオルで巻き、タオルの先を巻いた部分に入れ込んで固定するとよいでしょう」

イラスト:小林マキ