約束を断るときは伝え方を工夫してみましょう

ただ、断るときは伝え方を工夫したほうがいいかもしれません。断るかどうかを迷うよりも、どうすれば嫌じゃない感じに断れるか考えるほうにエネルギーを割くほうが、うまくいくことがあるような気もします。

「今回はごめんね。体調がよくなったらぜひ参加したいので、次回また誘ってもらえるとうれしい」

(写真提供:Photo AC)

これからも交流を続けていきたいのであれば、そんなふうに次につながる言葉で伝えるのがいいと思います。今回は行けないけど相手のことを嫌いなわけではない。事象と感情を分けてはっきり伝えることが大切です。

人との関わりを失うのは寂しいと思うかもしれませんが、自分の居場所って、年齢や自分の調子などによって変わっていくものです。

以前はそこにいるのが心地よかったけれど、体や心がしんどくてドタキャンすることが増えてくると、ドタキャンが許される界隈に身を置くほうが意外と心地いいな……ということもあったりします。