喪失感の正体はモノそのものではなく……

心理学の立場では、人は所有することで安心感を得る生き物と考えられています。ですが、処分したことを後悔しているのは、単に物理的な損失に対してではありません。

それは、「自分が夢中になった時間」や「没頭できる対象があった人生」を、自ら手放したように感じているからです。

(写真はイメージ。写真提供:Photo AC)

つまり、喪失感の正体はモノそのものではなく、かつての自分との別れにあるとも言えます。

すでに処分してしまい、その結果、後悔しているというのなら、もう一度同じものを集め直してはいかがでしょうか。全部は難しくても、特に気に入っていたもの、手放していちばん後悔したものを少しだけでもいいじゃないですか。