優先順位をつけるための3ステップ
(1)やりたいことを全部書き出す
まず、休日に「できればやりたい」ことをすべて箇条書きでリストアップします。このとき、実際にやるかどうかは気にせず、思いつくままに書いていきましょう。ポイントは「端的に書く」こと。余計な詳細は省き、「買い出し」「読書」「散歩」など、シンプルに項目だけを並べます。
(2)優先順位を決める
リストができたら、項目に順番をつけます。「どっちも大事」「どっちでもいい」と迷う気持ちは脇に置き、AかBか、どちらかを明確に選び、1位から順にランキング形式で並べましょう。このとき、頭の中でしっかりと「これが1位」と決めることが大切です。
それでも、どうしても優先順位を決められないときは、「便宜的優先順位」にしてください。どんなに悩んでも決められないときは、どちらが先でもいいのです。ですが、同時に取りかかると、頭がスッキリしないので便宜的に優先順位を決めます。あいうえお順でも、思いついた順でもいいでしょう。ただ、これは本当に最終手段です。「どんな状況でも吟味して優先順位を決める」能力は、様々なところで役に立つからです。
(3)1位だけをやる
休日は「今日は**の日」とコンセプトを決めるのが効果的です。たとえば、「買い出し」が1位なら、その日は買い出しだけに集中し、他のことは意識的に「やらない」と決めるのです。まだ時間やエネルギーがあれば、2位、3位と進めてもOKですが、基本は1位だけで十分です。「何もしない」を選択することも、立派な休日の過ごし方です。
この方法の最大のメリットは、時間とエネルギーの「分散」を防げることです。漠然といろいろなことに手をつけると、優先度の低いことに気を取られて肝心なことが中途半端になり、結果的に疲れだけが残ります。一方で、優先順位1位に集中することで、「やり切った」という達成感を得られ、休日が充実したものになります。
これらの習慣をしっかり身につけると、休日だけでなく、仕事や人生のあらゆる場面でアナタの時間を有効に使い、ストレスを減らす助けになりますよ。
※本稿は、『精神科医Tomyがやっているほぐれる休み方』(大和書房)の一部を再編集したものです。
『精神科医Tomyがやっているほぐれる休み方』(著:精神科医Tomy/大和書房)
「休み」はあるのに「休まらない」…!
休日の予定の立て方、週末のモヤモヤへの対処のしかた、自分をすこやかに保つご自愛リストのつくりかたなど、日々がんばっているあなたへ、著者自身が実践している休み方のヒントを届けます。





