自分で自分を評価する習慣
ポジティブな言葉を口にすると、脳内でドーパミンが分泌されます。また、セロトニンという神経伝達物質も分泌され、気分が落ち着きます。これらは前頭葉の働きを支え、意欲や判断力を保つうえで重要です。
逆に、「どうせムリだ」「自分は役に立たない」といった否定的な言葉を繰り返すと、脳はその通りに働いてしまいます。
ある女性は、毎晩寝る前に「今日できたことを3つ書く」習慣を始めました。
「洗濯をした」「孫に手紙を書いた」「夕飯をつくった」
最初は「こんなことでいいのかしら」と言っていましたが、3カ月後には表情が明るくなりました。「私、意外とやれてますね」と自信を取り戻せたのです。
自分をほめることは、甘やかすことではありません。事実を認めることです。
とくに高齢期は、社会的役割を失いやすい時期です。定年退職や子どもの独立によって、「自分はもう必要とされていないな」と感じる人も少なくありません。
そんなときこそ、自分で自分を評価する習慣が必要です。
