引っ越しはめんどくさい
それを脳は「大きくエネルギーを消費するイベント」として認識します。だから実際に大変になる前から、引っ越しはめんどくさく感じてしまうのです。
引っ越し先での生活のみならず、引っ越し準備の段階でも脳が嫌がる場面はあります。
・段ボールに荷物を詰める
・今の部屋の片づけをする
・住所変更等の申請手続きをする
・引っ越し先の土地について事前に調べておく
これら一つひとつは、本気を出せば大した作業ではありません。しかし、脳はこれらをひっくるめて「判断コストの塊」だと考えます。
「どの箱に何を入れる? さっきの箱に入れたものはやっぱりこっちの箱のほうがいいのでは?」
「全部、自分で調べないといけない……」
「失敗したら困るよね?」
そして、行動を起こす前にブレーキを踏んでしまうのです。
私たちの行動は、思っている以上に「今の状態」を基準に決まっています。何かしらの変化をともなう場合、たとえ結果的にプラスになるとわかっていても、行動を先送りする方向に傾きやすくなるのです。