遊行期
最後の「遊行期」は70歳からです。
この時期は、死の準備の時間と言われています。
長生きの時代になって、この遊行期が長いのです。
遊行期は、やりたいことをやる時期だと思っています。
これまでは、子どものためとか、ローンを払うためとか、大切な役割を担ってきた人も、肩の荷がおりて、やりたいことをやる。
この時期に、身辺整理をしながら、上手に寿命を予想しながら、お金を使い切る。
いつも「1%はだれかのために」と思い続けながら、困っている人に常に手を差し伸べ、この世にやり残すことがないように、やりたいことをやる大切な時期です。
自分がこの世からおさらばするとき、「面白い人生だったなあ」と思って死んでいけるように、上手に身辺整理をすることをおすすめします。
「断捨離と遊行期は、切っても切れない仲です」
70代のはじめ、僕はこんなことを書いています。
自分の周りにこびりついた付着物を「断捨離」しながら、ピュアな自分に戻っていくための大切な時期。
僕はこのころから、人、モノ、お金だけでなく、自分にこびりついた癖や邪気を身辺整理することで、70歳で始まる遊行期を、よりピュアで楽しいものにできる、と思ったのだと思います。
※本稿は、『身辺整理』(明日香出版社)の一部を再編集したものです。
『身辺整理』(著:鎌田實/明日香出版社)
身辺整理とは、単なる片づけではありません。
「これからどう生きるか」を決めるための、人生の整理です。
読むだけで、これからの生き方が変わる一冊です。





