医学部に強い公立高校1位
先輩には鈴木康友(静岡県知事)、渥美雅子(女性弁護士の草分け)、河合滋(河合楽器社長)、川上浩(ヤマハ元社長)、南壮一郎(ビズリーチ創業者)、大澄賢也(ダンサー)、澤井信一郎(映画監督)、宮崎康二(戦前のロサンゼルス五輪競泳金メダリスト)、田畑政治(『いだてん〜東京オリムピック噺〜』主人公の一人のモデル。水泳指導者)らがいる。
平成30年(2018)には「医学部に強い公立高校1位」となり、医学部進学実績には定評がある。2025年の入試合格実績は、東京大学が11名、京都大学が15名、大阪大学15名、名古屋大学14名。
県内の公立高校で先週の静岡高校以外では、県庁所在地の静岡市に静岡高校があるが、進学実績ではほぼ互角。この2校と井上靖(作家)らを生んだ沼津東高校(沼津市)は、県下ナンバースリーといえる。清水東高校(静岡市)はサッカーの名門。韮山高校(伊豆の国市)は三中にあたる。富士高校(富士市)も実績を上げている。浜松西高校(浜松市)が中高一貫となったので今後の期待がかかる。
また、浜松工業高校は、「ベンチャーの町」浜松を支えてきた。初代校長の山本又六は、長年にわたり学校を率いるとともに、遠州の織物業の振興にも貢献し、浜松市の名誉市民となった。全国有数の工業高校であり、スーパーサイエンスハイスクールの指定も受けている。卒業生には、映画監督の木下恵介や、足立美術館の庭園を手がけた造園家の中根金作らがいる。
※本稿は、『日本の名門高校 - あの伝統校から注目の新勢力まで -』(ワニブックス)の一部を再編集したものです。
『日本の名門高校 - あの伝統校から注目の新勢力まで -』(著:八幡和郎/ワニブックス)
開成、灘だけじゃない!
地方の隠れた伝統校から躍進する首都圏進学校まで、難関大学へ圧倒的な合格者数を誇る高校の真の実力がこの1冊に。






