僕の名前を付けた野球大会を
2011年、僕は2年連続でフルイニング出場を果たすことができました。
その年のオフには、地元の神戸で「栗山巧杯少年野球大会」を立ち上げた。
構想自体は何年か前からありました。
もともと、地域に何か貢献できる活動をしたかった。
僕は神戸市西区の少年野球リーグでプレーをしていました。
なので恩返しの意味を込めて、僕の名前を付けた野球大会を、ということになりました。盛り上がる大会をつくれれば、子どもたちはいろいろなチーム、選手と触れ合える。大会に合わせて野球教室もできる。母校の周辺だけでなく、幅広い地域の子どもたちに機会を提供できます。
高校や大学、プロで活躍できる選手が育つように、というような考えはそれほどありません。むしろ、小学校で野球をやめてしまう子にとっても、いい思い出になってほしいという思いが強い。そのためにも、毎年いいシーズンを送って、子どもたちに「会えてうれしい」と思ってもらえる存在であり続けたい。
そう思って、この大会をいまに至るまで続けています。
※本稿は、『獅子貫徹 ライオンズ一筋25年、理想の打撃を追い求めて』(KADOKAWA)の一部を再編集したものです。
『獅子貫徹 ライオンズ一筋25年、理想の打撃を追い求めて』(著:栗山巧/KADOKAWA)
「2000本安打をこのチームで達成したい──」
ライオンズ一筋25年。「ミスターレオ」が初めて明かす野球人生の軌跡。





