大学の校舎は瓦礫と化し、学生はカフェでリモート授業を受ける(撮影:サバラ、撮影日:25年12月4日)

ある日、痛々しいほどゆっくりと歩くロバに引かれた荷車がやってきた。太陽から身を守る屋根もなく、皮膚が燃えるように熱くてもほかに選択肢はなく、サバラさんは荷車に乗り込んだ。

「私にとってもはや教育を受けることは単なる選択肢のひとつではありません。戦争が私の夢を奪い、前に進もうとする私を阻めないことを証明するための闘いなのです」

「私たちガザの学生は薄暗いなかで学んでいます。ろうそくの灯りで卒業論文を書き、爆弾の轟音の下でファイルをアップロードし、そのようにして夢を描くことがガザを守ることにつながるのだと思うのです」

サバラさんはオンラインで勉強を続け、大学の学位を取り、英語教師の免許も取った。

「戦争は多くのものを私から奪ったけれど、学ぶという夢だけは決して奪わせない」とサバラさんは決意を語った。

<後編につづく>

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