IMALUさん(左)と青木さやかさん(写真提供◎ワタナベエンターテインメント、リトルトウキョウプロダクション)
深夜1時の生放送、2人のゲストが自由に語り合うラジオ番組『 『TOKYO SPEAKEASY』で、久々に再会した青木さやかさんとIMALUさん。仕事からお互いの家族のことまで話題は広がって……(構成=岡宗真由子)

気がついたら芸人&モデルになっていた

青木 IMALUちゃん、深夜の1時って起きてる?

IMALU 夜型なので2時3時まで起きてます。映画や海外ドラマを見ていると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。

青木 私はここ何年も、この時間に起きていたことがないかもしれない。

IMALU やっぱりお子さんいらっしゃるとそうですよね。私は久しぶりにお会いするということで、Wikipediaとかで青木さんの歴史をふりかえりました。

青木 悪いねぇ。大事な時間をそんなことに使ってもらって。

IMALU  私のデビューが2009年。その時、青木さんがご結婚、妊娠されて少し芸能界をお休みされたので、入れ違いになったんですね。青木さんはどうして芸人さんになられたんですか?

青木 私は22歳で大学卒業して、就職試験に全部落ちたの。テレビ局や出版社はもちろん、大学が「あの企業はブラックだからやめておきなさい」っていう会社まで落ちて(笑)。仕方ないから、アナウンサー養成所みたいなところに登録して、イベントのMCとかウグイス嬢をやってたの。

IMALU アナウンサーになりたかったんですか?

青木 当時というか、今もアナウンサーは花形の職業だったのね。それに高校の放送部で「司会が上手だ」ってみんなに褒められたので……。(笑)

IMALU アナウンサーと芸人さんって、少し離れていると思うのですが。

青木 芸人さんになるつもりはなかったのだけど、地元・名古屋のASAYANみたいな、オーディションに受かった人をエンターテイナーに育てる番組で、リコーダー漫談っていうのをやったらウケてね。後で番組を確認したら、「お笑い芸人志望・青木さやか」って紹介されてたの。それから、つき合ってる人が上京するのにくっついて東京へ。上手くいかなかったら結婚すればいいや、と思っていたんだ。