スパンコールが付いたスカーフに目が
それらはパッと見でブランド名がわかるようなモノではなくて、逆に「見たことがない」「どこで購入されたんだろう?」と思えるモノばかりなのですが、冨士さんの華やかなお顔立ちにマッチする素敵なアイテムばかりでした。
冨士さん以外にも、私が知る限り、奈美悦子さんや映画コメンテーターのLiLiCoさん、西川史子さんらは、出演時、すべて自前でいらっしゃいます。だから当然のことながら持ち物が多い! 海外旅行に出かけるのではないかというほど大きな大きなスーツケースを転がしながら局入りなさっています。
奈美さんのバッグの中身を一度見せていただいたことがあります。アクセサリーをアイテム毎に整理したケースが何箱も入っているほか、スカーフや靴下などもアクセントになる華やかな色のモノが何枚もの透明の袋にキレイに整頓されていて、感動しました。
もちろん、一般の方でもオシャレな方は大勢いらっしゃいますよね。私に対し、もっとも印象に残るアドバイスをくださったのは、某ジュエリーメーカーのPRをしているベテラン女性です。
取材でその方にお目にかかったのは20年以上前のこと。まず目がいったのはスパンコールやビーズが付いているスカーフ。そして仕事には不向きな小さすぎるバッグでした。思わず「今夜、何かパーティーでもあるのですか?」と聞いてしまいました。
すると彼女は「何年も前、パーティー用に買ったモノをいま、普段に使っているんですよ」と。PRという裏方のお仕事柄、いつ誰に会ってもいいように、スーツは黒や濃紺になってしまう。「毎日それだと滅入ってしまうので、キラキラしたモノで気分を上げている」とのことでした。